保険の種類によって取扱が異なる理由
2015/08/27

鍼灸マッサージの保険に関しては一般的な病院等で行う保険の仕組みとは異なる仕組みで取扱が行われています。
病院等で行う治療は現物給付と呼ばれる取扱方法で患者は窓口で負担割合に応じて三割なり一割の負担金を支払います、しかし鍼灸マッサージの保険に関しては一旦全額を窓口で負担するのが原則です。

しかし多くの保険者(支払側)は患者負担を考慮して鍼灸師、マッサージ師に手続きを委任して支払先も鍼灸師、マッサージ師の口座に振り込みを行います、この方法を(委任払い)と呼びます、この方式ですと病院等と同様に窓口負担は三割なり一割ですむ事になります。
しかし一部の保険者(健保組合)はこの方法を取りません、原則論を振りかざして償還払い方式(一旦全額の治療費支払が必要)申請事務等総て患者が行う事を強要し、支払先も被保険者の口座に限定しております。
この方法だと患者は一々治療日毎に窓口で全額負担が必要となり、支払った金額から一部負担金を除いた金額を取り戻すためには自ら申請用紙を取り寄せて自ら記入し、自身で発送しなければならないのです。
先ず申請用紙の取り寄せからして繁雑ですし記入経験の無い申請用紙に記入することが必要となりその時点で申請を断念する事になるケースが多いです。
しかし一見繁雑に感じる償還払い方式ですが基本的に保険が効く事に変わりはありません、先に支払額が軽減されるか、後で支払った額から一部負担金を除いた金額が戻ってくるか、の違いだけなのです。

この様に患者に繁雑な申請を強要理由は(受診抑制)の狙いがあるのです、面倒な手続きが必要だと鍼灸マッサージ治療自体を控える方向に心理的な抑制がかかります、保険者の意図する所はそこにあるのです。
健保組合の支出する医療費全体の額からすれば1パーセント以下の額でしか無い鍼灸マッサージの医療費なのですが締められる所から締める、締めなければならない状況だと言えるのかもしれません。

しかし保険料を支払うのは被保険者であり選択の自由も有るはずです(厚生労働省は選択権は無いと主張しますが)受けたい治療を容易に受けれなければならない筈です、鍼灸マッサージ保険治療に優しくない保険組合の保険証をおもちの患者様は臆すること無く、償還払い方式での保険取扱を行ってください、当院は繁雑な申請用紙作成を総て代行して行います、安心して受診してください。

糖尿病「消渇」について
2010/09/22

傷寒論では「多飲少尿」を指しましたが、糖尿病は「多飲多尿」が多いです。
しかし何時のころからか「糖尿病イコール消渇」。
昨今の調査では予備軍など含めれば四十才以上の約半数が糖尿病、あるいは境界域だといわれています。
これはもう国民病と言っても過言ではありません。
過食、肥満、ストレス、が上手に組み合わせられ、体質的に膵臓機能 が脆弱な場合不幸にも発症するものと思われます。これが圧倒的多数でありますが、上記条件が全く重ならなくとも突然、膵臓機能不良となり発症する場合も有ります。(ただし、これは極わずかです。)
また、糖尿病を発症すれば体内での糖質分解と吸収が上手く機能せず血管壁等に残存し合併症を起こすのです。
下手すれば 「失明、壊疽、」等に至ってしまいます。下手しないためには「早期発見」と「軽視しない心構え」が肝要です。
インシュリンなどの薬物を必要とする状態になる前に手を打つべきなのです。
その手であるが第一に「減量」(体重維持)。
かかってしまった場合でも一気に標準体重に落とす事でかなり改善される場合が有ります。
次に日常生活の見直し。 しかしこれは心がけ程度しか実行出来ない場合が多いでしょう。
ストレスを回避することは不可能ですから出来るだけでよいのです。
そして、鍼灸治療を受けることをお勧めします。

鍼治療での感染は有り得るのか?
2010/09/22

結論から先に言えば消毒・滅菌が完全ならば、100%感染しません。
使い捨ての鍼を使用すれば、これも完璧に感染しません。
鍼治療の鍼先の形状は注射針のそれとはまったく異なります。
注射針は竹を斜めに一刀両断したものと考えてください。
鍼治療用の鍼先の形状は一本の棒状です。
注射針は薬液を体内に注入するべく作られておりますから中空です。
皮下に刺す事によって体液が針中に逆流する事も考えられます。
一方、鍼治療用の鍼は一本の棒状ですから、周りに付着する体液は極僅かです。
ですので、万が一、未消毒の鍼が刺さった場合でも他人の体液が皮下に入る可能性は極々僅かなのです。
一般的な消毒(煮沸消毒等)でも十分完璧な感染防止は行えますが、当院の使用する「高圧蒸気滅菌」では
100%完璧な滅菌ですから、尚更、他人の病気が鍼を介して感染する心配は皆無なのです。
ご安心ください。

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